ピンクリボンのこと 2017.11.14 南果歩さんにインタビュー。心の窓を開け、それまでの自分とすこしだけ違う自分へ

10月1日に行われ、盛況だったピンクリボンシンポジウム2017。その中でもとりわけ盛り上がったのが、昨年に続きご登壇いただいた南果歩さんによる講演。終了後、南さんにモモがインタビュー。この日の感想、そしてサバイバーの方へのメッセージなどを伺いました。

モモ南さん、今日はおつかれさまでした〜!

がんとの付き合い方に始まり、
キャン友
(CANCERとI CANを掛けた南さんの造語)の大切さ、
また、「がんはスタート」だという考え方など、
ステキなお話しの数々に、感動しました。

南さんモモちゃん、ありがとう。
ちゃんと聞いてくれていたのね!

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モモ参加者のみなさん、
南さんの講演ですごく元気づけられたと思います。
本当にありがとうございました!

南さんいえ、こういう機会をいただくことは
私にとっても貴重なことなんです。

モモそうなんですか?

南さん講演の最後に質問を受けましたが、
質問されたお2人とも、
術後3ヶ月でいらしゃっていました。

まだ体調も戻ってないと思うし、
精神的にもすごくダメージがあるし、
でも、そんな状態でも
わざわざ来られるというのは、
ここで、こういう時間を共有することで、
私も含めみなさんが、
同じ場所で大切なものを共有しているんだと思います。

17103101_02講演での様子

モモそうやって、
それぞれが何かを受け取ることで、
一人では乗り越えられないものを
克服していくんですね。

南さんそのきっかけになると思うんです。

ですので、そういう意味でも、
こういう機会をいただけるのは
私の方こそ、本当にありがたいと思っています。

モモそうなんですね。

では改めまして。
南さんはピンクリボン活動に、
積極的に関わっていただいていますが、
活動への想いをお聞かせください。

南さん日ごろからみなさんに検診をお薦めはしていますけど、
やっぱり、こういう大きなイベントを開催することで、
あ、そういえば、今年受けてなかったな
とか、
そんなに言うんなら受けてみようかしら
って、少しでも検診へ、
みなさんの気持ちが動くのであれば、
それはとても意味があることだと思うんです。

モモ人の目に入りますもんね。

南さんはい。そしてそこに、
私がお手伝いできることがあれば
自分の経験をお話しすることをはじめ、
精一杯やりたいと思っているんです。

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モモとてもありがたいことです。

南さんでも、やり続けることが大事。

ピンクリボンの活動は、今はみなさんに
認知していただいていると思いますけど、
市民権を得るまでは
本当に地道な活動を継続されてきたと思うんですね。

日本対がん協会のみなさんも、
毎年こうやって開催し、ここまで多くの方が
参加して下さるところまで来たというのは、
積み重ねてきた結果だと思います。

モモモモも少しだけど、お手伝いしてきました!

南さんそうだよね!
モモちゃんもえらい!

モモえへへ。

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南さんそれに検診率も上がってきているということなので、
そういう意味では、活動が市民権を得て、
実際にみなさんがイベントに出向き、検診を受ける
というところへも、結びついてきているんじゃないかな
って思っています。

モモ今日はサバイバーの方も多くいらしたと思いますが、
そういう方々とお会いになって、
南さんは何か感じたことはありますか?

南さんみなさんたくましい!
私はまだまだだなって思いましたね。

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モモみなさん、お元気でしたね。
お会いしたみなさん、ステキな笑顔だった!

南さん本当に、命輝かせていますね。
寛解された方もいらっしゃいますし、
ずっと付き合っていくんだって覚悟の方もいる。

それぞれが、それぞれの人生を、
本当に真摯に生きているんだと
心から感じました。

モモうんうん。

南さんキャンサーギフト」って
よく使われる言葉ですけども、

私は最初、
何がギフトだ」って。
いいことなんかない。
 病気じゃないか、
 辛いことばかりじゃないか

って思っていたんです。

だけどいま少しずつ、
病気になって気づかされることの多さに
本当に驚いています。

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モモそうなんですね。

南さんそれまでは、わかってはいても、
それほど気にも留めなかった小さなことが、
今では、自分を豊かにしてくれる
尊いものになっている。

そういう意味では、
私もギフトをもらっているんだなあ、って。

モモ最後に、
サバイバーの方へのメッセージをお願いします。

南さんそうですね。
病気だったり、ちょっと不幸なことって、
なかなか人には伝えづらいと思うんです。

モモうん、モモもそう。

南さんでも、そういうことこそ、
言葉にして話すべきだなって、
私は思っているんですね。

もちろん良いニュースをみなさんと共有するのは
とっても良いことなんだけど、
ちょっと自分を落ち込ませるようなことでも、
それを誰かに、
例えば友人や知人に話すことで気持ちも楽になるし、
思わぬアドバイスや情報を聞けたりするんです。

モモでも、やっぱりなかなか話せないかなあ。

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南さんうん、それもわかる。

けれど、プラスアルファの部分で、
人の力を借りることもすごく大事なことなので、
その意味でも、自分のちょっと嫌なことも話してみる。
すると〝換気〟できるんです。

閉じこもっているのは、
本当に良くないことだなって思いますので、
心の窓を開けて、
扉を開けて換気することによって
良いものも入ってくると、私は思います。

モモ窓を開ける」ってステキなメッセージ!

南さんでもモモちゃんも言うように、
身近すぎて、
案外家族にも言えなかったりもする(笑)。

モモじゃあ、こういう機会なんかがすごくいいですね。

17103101_08講演の様子。みなさん熱心に聞き入っていました。

南さん今日、質問されたお2人とも、
術後3ヶ月で来られて、
大勢の前でご自身の状況を話してくれて。

それだけ情報を欲していることでもあるし、
でも、きっと、お話をされただけでも、
それまでの自分とは少し違う自分に
なられたんじゃないかなって思いますね。

モモモモも、みなさんの
窓を開ける」お手伝いを
できたらいいなって思いました!

南さん、ありがとうございました!

南さんモモちゃん、来年も一緒に頑張ろうね!

17103101_09最後に、ピンクリボンフェスティバルの記念グッズを持って記念写真

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