モモがきく 2018.08.21 Qrio株式会社が目指す「当たり前」の未来【後編】

スマートフォンで鍵の操作ができるようになる画期的なデバイス「Qrio Smart Lock」の新商品「Qrio Lock」が、2018年7月5日に発表されました。後編は、開発にまつわるエピソードや、IoT製品を開発・販売する同社の目指す未来についてのお話を。同社事業部長の高橋さんに、モモが引き続きインタビュー。

モモ高橋さん、趣味はなんですか?

高橋さんモモ、いきなり来ますね(笑)。

モモ前編で硬い話が続いたので…

高橋さんうーん、お酒は好きですね。

18082101_01Qrio株式会社の高橋さん

モモじゃあ、
会社のある恵比寿は楽園ですね!

高橋さんはい、誘惑が多すぎて(笑)。

19時ころになると仕事を止めて
飲みに行きたくなるのが困りごとですね。

モモ他には?

高橋さん野球観戦です。
横浜出身なのでベイスターズが好きで。
年間に30、40試合は球場に見に行きます。

モモそんなに!

高橋さんあとはダーツとドライブ。

学生時代はダーツサークルに所属していました。
ドライブは、車を個人間でシェアする
サービスがあって、それを利用しています。
2ヶ月に1度、ポルシェなどの普段乗れないような
スポーツカーでドライブするのが楽しみですね。

モモ恵比寿にオフィスがあって、
横浜生まれで、
ダーツとか、ポルシェとか。
出てくるキーワードがいちいちオシャレ。
こんな人、『モモなび』で初めてかも。

高橋さんいやいや、赤提灯で飲んだりしてますって!

18082101_02

モモあはは、そうなんですね。

さてさて、そんな高橋さんは
どういう経緯でQrio株式会社に入社されたんですか?

高橋さんもともと大学4年の時に、
自分で会社を立ち上げまして。

モモやっぱりなんかカッコイイ(笑)。

高橋さんモモ、そのくらいで許して(笑)。

インターネット系の会社を経営していました。
サービスのグロースやウェブマーケティング、
広告関連なども、実務として携わっていました。

3年弱くらい経った時に西條さんと出会いまして…。

モモQrio株式会社の代表取締役・西條晋一さんですね。

高橋さんQrio Smart Lock」をはじめ、
西條さんが目指す「Iotの世界」に共感したこと、
そこでより大きなチャレンジをしたいと思い、
Qrioに合流させていただきました。

モモチャレンジすることは割と好きなほうですか?

18082101_03

高橋さんそうですね、
型とかスキルとかを
地道にコツコツ磨くというよりは、
割と腹をくくってがんばるほうですね。

あと大きな会社での業務経験がないので、
役割分担というよりも、自分でなんとかする、
という意識が強いです。

モモQrio株式会社に入ってからはどんな感じでしたか?

高橋さん最初、メンバーは西條さんと自分だけ(笑)。

社員が自分しかいないので、
ソニーでの開発の定例会議*にも全部出ていましたし、
販路開拓、法人営業もやっていました。

*:Qrioはソニー(株)がハードウェアの開発・製造をサポートしていました

モモうわあ、大変そう!

そうだ、入社のタイミングでは、
Qrio Smart Lock」はすでにあったんですか?

18082101_05ドアに取り付けた「Qrio Lock」と、それを見つめるモモ

高橋さん2014年12月に会社が立ち上がり、
僕が入社したのが2015年3月。
Qrio Smart Lock」の発売はその8月です。

形としてはありましたが、
まだまだ試作機の段階でクオリティは発展途上。

自分が関わり始めてからも、
それこそ設計をし直したり、
発売日も1度延期したりして、
かなりの紆余曲折を経て発売に至りました。

モモそうだったんですね。
おつかれさまでした。

高橋さんいえいえ、
新しい「スマートロック市場」を創っていくんだ
という想いでやっていましたから、楽しかったです。

モモQrio Smart Lock」の発売後、
お客さまの反応で
特に記憶に残っているものはありますか?

高橋さんそうですね、
当社にはWiFiとBluetoothを積んだ
Qrio Hub」という商品があります。

18082101_04「Qrio Hub」

高橋さんQrio Smart Lock」と合わせて使うと
外出先からカギを遠隔操作できたり、
ドアの開閉をスマートフォンに通知してくれたり
という便利な商品なんですが、

セットで買われる方は、
Qrio Smart Lock」購入者の1割にも
満たないかなと思っていました。

しかし発売してみたら
約6割の方が同時に買ってくださっていて、
慌ててセット販売を始めたんです(笑)。

モモ意外な反応だったんですね。

高橋さん正直そこまでのニーズがあるとは
思っていませんでした。

お子さまの帰宅時間の確認や、
現在の鍵の状態など、
安心・安全という軸はやはり大きいのだ
と再確認しました。

モモQrio Lock」での改善にあたって、
特に意識した点はなんですか?

18082101_09

高橋さん当初から、次号機の構想はありましたが、
お客さまからの期待を込めた声にも後押しされる形で、
初号機発売から1年半経った頃に、
今回の「Qrio Lock」の開発が始まったんです。

モモうんうん

高橋さん自分も自宅で実際に使っていて、
その中で使い勝手を改善することが
大前提だと思っていました。

あ、面白かったのが、
キャンペーンをやっていた時に、
お客さまからいただいた感想のコメント。

使っている方、まだ使っていない方の、
体感した、あるいは想像する
Qrio Smart Lock」の便利さが、
深さも種類も違っていて…。

モモへえー、例えば?

高橋さんご購入前の方は、
鍵を持ち歩かなくていい」とか、
遠隔操作ができる
などを便利さに挙げていただいていましたが、

実際に使われている方は、
オートロックだけでも十分便利だ」みたいな。

モモ全然違う反応なんですね。

18082101_07

高橋さん購入前は、ある意味ガジェット的な、
限られた人が買うイメージの商品で。

でも、実際使っていただくと、
より身近で、毎日触れるものであり、
かつ、どちらかというと意識して使うというよりは、
どんどん存在として消えていくというか、
生活の中に溶け込んでいくイメージなんだなって。

モモ生活の中に溶け込んでいく、

高橋さんはい。
そういうフィードバックが多かったので、
ハンズフリー機能を特にフィーチャーアップして、

もう、これが全部代わりにやります、
扉が勝手に開いて勝手に閉まる、
ということを突き詰めていった感じですね。

モモなるほどですねー!

高橋さんそもそもでいうと、鍵自体は、
泥棒が世の中にいなければ必要ないもの。
好きで使っているものではないですよね。

だから存在しないことが一番で、
そこが高く求められているのかなって。

そういった機能に重点を当てて、
今回の新商品開発に臨みました。

モモご自宅で使われて、
反応速度は改善すべきと感じた?

高橋さん2秒というのは十分に早いのですが、
ずっと使っていると、
もっと”を求めてしまう(笑)。

慣れてくると、
家の遠くから操作したりするんですが、
反応速度はさらに上げたいなって思ってました。

18082101_08新商品「Qrio Lock」発表会の様子。たくさんのメディアが集まりました

モモじゃあ、今回の「Qrio Lock」は、
高橋さん的にも大満足な商品なんですね!

高橋さんもちろんです!

モモ高橋さんは、自社サービスを通じて、
今後どんな未来を創っていきたいですか?

高橋さんそうですね、
僕らは、研究開発に
何千億と投資しているわけでもないし、
技術で勝負しているわけでもありません。

どちらかと言うと、
ユーザーの皆さんに寄り添って、
無いと困る当たり前」を作っていきたい。

家とか、人の生活回り、
自転車や車でもいいですけど、
我々の製品や、連動していく機器が、
人々の生活をサポートしていく中で、
どんどん存在を忘れていってもらって、
なんだか便利になっているね」、ってことが、
増えていってもらえるといいなあと思っています。

18082101_06

モモそれ、なんだかいいですね。

高橋さんいろんな未来を描いてはいて、
今回の新商品「Qrio Lock」は
その第一歩かなとは思っています。

モモ高橋さんたちは、
さまざまな「当たり前の向こう側」を
描かれているんですね。

今日はいろいろなお話を
ありがとうございました。

モモも、家に「Qrio Lock」を
導入したいと思いました。

高橋さんご検討、よろしくお願いいたします!

モモあ、その前に、
今度恵比寿で飲みに
連れて行って欲しいなあ。

高橋さんモモ、お酒飲めるの?

モモもちろん! うふふ。

18082101_10取材の最後に記念写真

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