モモがきく 2019.04.02 ソニー独自の技術を詰め込んだ「FAIT」で〝健康で長寿〟な社会を目指す【後編】

独自AIだけでなく、ソニーが培ったセンサ技術、筑波大学との共同開発、数々の実証実験など、さまざまな知見と経験が生かされている「FAIT(ファイト)」。担当者の坂本さんに、開発の背景や想いを伺いました。

19040201_01改めて挨拶する二人。後編もよろしくお願いいたします

モモところで坂本さんは、
健康のために続けていることはありますか?

坂本さんスポーツは結構やっていて、
マラソンやテニス、
あとはママチャリですかね。

モモママチャリ!?

坂本さん年に一度「スーパーママチャリグランプリ
という大会があり、仲間と参加しているんです。

F1コースでもある富士スピードウェイを、
リレー形式で7時間走るんですよ。

モモママチャリでそんなに走るんですか!?
そんなのあるなんて、知りませんでした…。

坂本さん去年は1,200くらいの参加チームの中で
9位になったんです!

19040201_02スーパーママチャリグランプリ」に出場した時の様子。どれが坂本さん?

モモ9位ってスゴくないですか?
坂本さんは間違いなく健康ですね!

坂本さんいやあ、実は
甘いものとお肉が大好きで、
それを食べるために運動しているような…。

モモモモも甘いもの大好きです!
気が合いそうですね(笑)。

本当はまだまだママチャリのお話も聞きたいんですが、
そろそろ「FAIT(ファイト)」のお話に。

後編では開発の背景について聞いてもいいですか?

坂本さんそうですね、やっぱり一番は、
今、長生きする時代になってきている
ということ。

モモふんふん

坂本さん背景には医療技術の発達などもありますが、
ただ長生きするのではなく、
できるだけ最後まで元気な状態で
人生を謳歌することが大切であり、
また課題でもあると思っていました。

モモ元気に人生を謳歌!
モモもそう思います!

19040201_03健康って大事ですよね!

坂本さんそこに「FAIT」の仕組みを使うことによって、
自分の体力状況などをきちんと把握した上で、
適切なトレーニング方法を提示し、
健康で長生きな人生のお手伝いをしたい
と考えたのです。

モモすごくステキな想いですね…。

坂本さん健康でい続けることは、
医療費の削減など、
社会的な価値にも繋がるとも考えています。

モモちょっと意地悪な質問、いいですか。

先ほど〝最適〟というワードがありましたが、
FAIT」のAIの精度って高いのでしょうか?

坂本さんモモ、それはいい質問です!
現時点では「弱いAI」を使って解析を行っています。

今後データが増えていくのに合わせて、
ディープラーニングや、
ソニー独自のツールを使った解析で
精度の向上を図っていきます。
※「弱いAI」:AI(人工知能)を類型する分類の一つ

19040201_04

モモディープラーニング?

坂本さん簡単にいうと、
データを解析する能力のことです。

この精度を上げるために必要なのが、データの数。
解析するデータが多ければ多いほど、
分析や提案の精度が上がっていきます。

モモ集めたデータの数は多いんですか?

坂本さんFAIT」では、
ソニー・ライフケアグループの
介護付有料老人ホームなどで、
2016年からたくさんの実証実験を行ってきました。
そして今もサービスを提供中です。

モモわかった!
つまりデータは今後も増えていくし、
ますます精度が上がっていくってことですね!?

坂本さんその通りです(笑)

モモやっぱり!

坂本さん精度の話でいえば、
体力チェックを行う際に身に付ける
スポーツセンサーの精度も高いんです。

これもソニーが開発したもの。
スマートテニスセンサー」にも
組み込まれた高い精度を誇る
加速度」+「ジャイロセンサ」です。

19040201_05手前がスポーツセンサー

モモでは、医療・健康分野の知見という点では
どうなんですか? 

坂本さんモモ、これも鋭い指摘(笑)。

モモえへへ

坂本さん実は「FAIT」の開発にあたっては、
筑波大学の協力、監修のもと、
体力チェックの内容や
トレーニングメニューを開発してきました。

モモおー、筑波大学と!
それを聞いて安心しました。

坂本さん健康チェックのメニューには
運動機能や体力のほか、
認知機能を確認できるメニューもあります。

モモ認知機能というと、
低下すると認知症のリスクがあるという?

坂本さんはいそうです。
その認知機能を高く維持できているかを
自宅で測れるというのも
注目してほしいところですね。

モモそんなことも測れちゃうんですね。

19040201_06

坂本さん実証実験でも、
元気なおじいちゃんが
意外にも認知症のリスクの可能性が
高く出たりすることもありました。

また、人にもよりますが、
突然発症するケースもあるようなので、
定期的にチェックし、
認知機能が落ちていないか、
目安にするのが望ましいと思います。

モモAIが診断したかと思うと、
客観的というか説得力ありますね…。

で、気になったら医療機関で受診ですね。

坂本さんはい、その通りです。
最後になってしまいましたが、
これ、UIの部分も結構自信がありまして(笑)。

モモUIってデザインや使い勝手のことですね。
以前の取材で勉強しました。
ぜひお願いします!

坂本さん健康で長生き、というと、
やはり高齢者を中心としたユーザーになるので、
できる限りシンプルなつくりを目指しました。
トレーニングメニューを紹介する画面では、
簡潔な動画でわかりやすく。

この部分も実証実験を重ねながら、
ソニーのクリエイティブセンターと
一緒に開発をしたものです。

19040201_07動画を使い、シンプルでわかりやすくトレーニングを解説する「FAIT

モモソニーの技術の結晶って感じですね!
でも、使いやすさって大事。

坂本さん高齢者施設に導入しても
手間だったら意味がありません。
オペレーションコストもかかってきますし。

でも、「FAIT」はほとんど手放しでできますし、
そういった点も喜ばれています。

モモいろいろお話を聞かせてもらって、
FAIT」が今の社会に
すごくぴったりなものだなって感じました。

坂本さんありがとうございます。
モモにそういってもらえてうれしいです。

モモこれから自動化する社会の流れの中で、
身体的機能を維持し、
健康長寿な人生のサポートをすることに、
大きな意義を感じました!

なにか、モモにできることがあったら
お手伝いしたいくらいです!

坂本さんえ、本当ですか!
実はモモが「FAITリビング」の画面の中に
登場するといいなあ、って思っていて!

モモえ、ホントですか?

19040201_08

坂本さん自宅のモニタで、モモがトレーニングの
アドバイスしてくれたりしたら、
すごく可愛いと思いません!?

でも、出演料が高いのかなあ…。

モモいえいえ、そんなことありません!
坂本さん、この話は
取材が終わってからゆっくりと…(笑)。

坂本さんはい、よろしくお願いします!

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